2014年 講演会資料

0.キックオフ講演会

テーマ:
学習,学習科学:教育への適用
日 程:
2014年7月3日(木)
登壇者:
森敏昭(広島大学大学院)
白水始(国立教育政策研究所)
 RIDLSの開始を示すものとして、森先生と白水先生にご講演をいただきます。森先生からは、「学習科学が描く21世紀型授業のデザイン」題として、学習科学とはどのような学問分野か、今日求められている21世紀型学力とは何か、という説明を頂いた上で、学習科学が描く21世紀の授業デザインのあり方を示していただきます。白水先生からは、「学習科学で学びを繋ぐ」と題して、人と話し合いながら学ぶ“理解の社会的構成モデル”が求められる理由を説明いただいた上で、参加者と共に「知識構成型ジグソー法」をおこないます。その上で、国内外における学習科学の研究動向をご紹介いただきます。

1. 講演会

テーマ:
教員養成課程の大学生が直面しやすい「つまずき・困難」とは何か
日 程:
2014年9月18日(木)
登壇者:
Sherry L. Field(Arkansan Tech University, USA)
Elizabeth Bellows(Appalachian State University, USA)
広島大学教育学部・教育学研究科にとって、教員養成教育は重要な任務の1つです。そこで、本講演会では、フィールド先生・ベローズ先生のご報告、それを踏まえた議論を通して、次のことを検討したいと考えています。(1)教員志望学生に教員としての基礎・基本を習得させ、それらを活用できる能力・技能、資質を育成するためには、どのようなカリキュラムや支援が可能か。(2)アメリカで用いられているGTA(大学院生ティーチング・アシスタント)は、教員志望学生の資質・能力形成におけるつまずき、困難の克服にどのように貢献しうるのか。以上の点です。教員養成の課題と展望を議論する有益な場としたいと考えております。

2.講演会(共催)

テーマ:
大会校企画「世界の授業研究」
主 催:
日本教育方法学会
日 程:
2014年10月10日(木)
登壇者:
小山正孝(広島大学大学院)
Catherine Lewis(Professor, Mills College, Oakland, CA, USA)
Edmund Lim(Director of Educare International Consultancy, Singapore)
「世界の授業研究」がどのような背景のもとで、どのように展開されてきているのでしょうか。
本企画では、日本教育方法学会第50回記念大会一日目の「公開国際シンポジウム」のプレシンポジウム的な企画として設定しています。校内研修として開催される授業研究は、(1)校内の教員の協働による指導案の作成(2)研究授業の実施(3)校内の教員の参加による協議会の実施、という過程をたどることが通例です。報告と質疑を通して、まずは、これらの過程における3者の授業研究の間にある共通点や独自点を明らかにできればと考えています。さらには、各提案者の背景や問題意識、研究の取り組みなどを深めるようにしていきます。

3. 講演会

テーマ:
ワーキングメモリ理論と発達障害 ―環境設定から学習・就業支援へ―
日 程:
2014年10月27日(月)
登壇者:
齋藤智(京都大学大学院)
河村暁(発達ルームそら)
湯澤正通(広島大学大学院)
湯澤美紀(ノートルダム清心女子大学)
ここ数年、発達障害に対する支援方法の研究も進み、発達障害を抱える児童・生徒が落ち着いて授業を受けるための環境が整いつつあります。それとともに、次に問題になるのが、発達障害を抱える児童・生徒の学力をどのように伸ばし、また、将来の就業につなげるかです。この問題に対して、我が 国でもワーキングメモリ理論の観点からの研究が進みつつあります。本講演会では、ワーキングメモリの理論の最近の研究動向を踏まえつつ、発達障害を抱える 児童・生徒に対する学習・就業支援のアプローチを報告し、議論します。

4. 講演会

テーマ:
理科学習における子どもの学び
日 程:
2014年12月11日(木)
登壇者:
Jim Ryder(University of Leeds, England)
Jouni Viiri(University of Jyväskylä, Finland)
学習に対する教科教育学的アプローチでは、教師-教材-子どもの関係とともに、目標-内容-方法の関連を常に検討します。教科の学習では、内容と方法を用いて、目標へ達成しようとするものなのです。その時、子どもたちに、飛躍やジャンプが必要です。ここに困難が生じます。それぞれの子どもは、どのように目標を達成しているのか、達成できないとすれば、どのような困難がそこにはあるのか。教室・学習環境・指導・学習等、その子が学ぶことにおいて関係しているすべての面で、何が問題となっているかを突き止め、解決することが求められています。これらの問題を究明するのが教科学習研究です。本報告書は、理科に焦点化して検討します。

5. 講演会

テーマ:
読み書き困難のある児童生徒への学習支援
日 程:
2014年12月15日(月)
登壇者:
Jim Ryder(Arizona State University, USA)
Jouni Viiri(Arizona State University, USA)
森田愛子(広島大学大学院)
グローバル化の進展など、急速に社会が変化する中、次代を担う子どもたちには、変化に対応する能力や資質がより一層求められています。しかし、近年の調査結果から、日本の児童生徒には思考力・判断力・表現力等に課題が認められます。こうした課題は言語力に困難のある児童生徒にとってより顕著です。そこで、本講演会では、多様な学びの基盤となる言語力のうち、特に読み書きに課題のある児童生徒の学びを保障するため に何ができるかを、国内外における最新の知見を基に考えます。

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